個人型確定拠出年金とは!?
老後の資産を自分で準備できる個人年金の1つです。2001年10月から開始された年金制度で、企業型と個人型でそれぞれ運用されています。個人型には2016年にキャンペーンが行われ、「イデコ(iDeCo)」という愛称も付けられました。2017年1月より自営業の方に加え、主婦、会社員が加入可能となり、60歳未満のほとんどの人が加入できるようになりました。節税対策にもなるため、利用者が増加傾向にある注目の制度です。
資産運用する商品を自分で選べる!
資産運用と言われるとドキドキするかもしれませんが、自分のお金で貯蓄や投資を行い資産を増やしていくことを指します。預金をして利子によってお金を増やすことも運用の一つです。確定拠出年金は株式投資による長期運用が主になりますが、預金などの元本保証型もあります。この運用を何の商品でするのか、どこの金融機関に任せるのかを自分で全部決めることができます。リスクが怖い場合、株式投資の商品ではなく元本保証の商品を選ぶこともできるんです。自分好みの組み合わせで商品を選択して実際の運用は投資の専門家が行ってくれる、これが個人型確定拠出年金の資産運用です。
資産運用の金融機関選びは大事!
個人型確定拠出年金の専用口座は1人1つのみです。あらゆる銀行や証券会社、保険会社などの中から1社を選んで、1つだけ作ることができます。金融機関によって取扱商品が違うので、どのような商品を取り扱っているのか知ることが重要となります。また口座管理手数料などのコスト面もあります。自分の納得のいく金融機関を選択しましょう。注意する点もありますが、自分のために自分に合った資産運用をすることができる個人型確定拠出年金。一度利用を検討してみてはいかがでしょうか?
老後の備えに、お勧めなのが個人型確定拠出年金です。自分で運用した資産が将来、年金として受け取れます。運用中の所得控除、運用益に対する非課税、受け取り時にも税金の優遇があり、節税効果も高いです。